記憶力が無い

プログラミングと室内園芸と何か

Raspberry Pi(ラズパイ)とWindowsマシン間でネットワークを共有する

ラズパイ電子工作始めました。

ラズパイで電子工作する場合、ライブラリのインストールなどのために、ラズパイ自体をネットワーク接続することがよくあります。 その場合、次のような構成で行うのが一般的なのではないでしょうか?

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この構成の問題点は、作業の度にスイッチ・ラズパイ間にLANケーブルを張る必要があることです。

スイッチを設置している棚と作業机の距離が離れていると、毎回LANケーブルを引っ張ってくるのは面倒です。 また、うっかりケーブルに足を引っかけてしまい、ラズパイがどこかに飛んでいくかもしれません。 出来れば、Windowsマシンを介してインターネットに接続したいところです。

そこで、USB Ethernetアダプタ*1を使い、WindowsマシンにLANポートを増設しそこにラズパイを接続します。

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しかし、そのままではラズパイ側とスイッチ側でネットワークが別になってしまうため、 ラズパイがインターネットにアクセスできません。 なので二つのネットワークをブリッジ接続します。

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こうすることでネットワークが一つになり、Windowsマシンを中継として、ラズパイがインターネットにアクセスできるようになります。 配線もシンプルになったし、めでたしめでたし。

余談

出先でラズパイをインターネットに繋ごうと思っても、そもそもWiFiしかなくて有線LANに繋げられないことがあると思います。 最近のラズパイ(3以降)は無線LAN内臓なので、設定さえすればWiFiにつながりますが、今度はその設定をするためのキーボードとディスプレイが無いかもしれません。 そういった場合には、今回紹介した方法は有効かもしれません。

え、出先でラズパイを使う用事がない? そういった方は次のようなイベントに参加されると良いでしょう。

tamas-workshop.connpass.com

(唐突な宣伝すみません...弊サークル主催のイベントです。もし興味がありましたら参加してみてください。)

*1:amazonで1,500円くらいで売ってます。

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