v6プラスに切り替えたらめっちゃ速くなった。VDSLだからほぼMAXの速度が出てる。レイテンシも大分改善した。 pic.twitter.com/XkwdbI31Iv
— tama (@mscle11) 2020年12月4日
インターネット接続を PPPoE (IPv4) 接続から v6プラス 接続に切り替えたら、混雑時の接続状況が改善したという話。
v6プラスとは
NTT東西が提供する IPoE 方式の IPv6 インターネット接続サービスです。 従来の PPPoE 方式と違い ISP の 設備を通さないので、 ISP の設備が原因でレイテンシやパケロスが発生している場合、 v6プラス に切り替えることで状況の改善が期待できます。
Before / After
左の画像が PPPoE 接続、右の画像が v6プラス 接続時の速度チェックサービスの結果です。 同じ日・同じ時間帯に接続方式を切り替えて測定しました。 どれくらい変わるかの参考にしてもらえたらと思います。
インターネット回線の速度テスト | Fast.com
Internet Speed Test - Measure Latency & Jitter | Cloudflare
VDSL 方式なのでスループット的には上限いっぱいまで出るようになったんじゃないでしょうか。
パケロスも改善
パケロスが0%になった。これで勝つる。 pic.twitter.com/05i1A11UUg
— tama (@mscle11) 2020年12月4日
速度チェックサービスの結果からは確認できませんが、パケロスが激減しました。
もともと混雑時には 5 ~ 10% 程パケロスが発生していたのですが、v6プラス に切り替えてからは 0% になりました。 ありがてぇ。。。
v6プラス に切り替えるためにやったこと
とりあえずやったことをメモしておきます。
v6プラス の開通申し込み
私が使ってる回線・ISP は ドコモ光 + GMOとくとくBBです。 v6プラス開通手続きは GMOとくとくBBのマイページから申し込むだけでした。 夜に申し込んだら翌日の朝には開通完了の通知が届きました。
v6プラス 対応のルーターに交換
v6プラス で接続するには、v6プラス に対応しているルーターが必要です。 ISP が無料~格安でレンタルしている場合もあります。 対応しているルーターの一覧は次のサイトに載っています。
v6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス) | 日本ネットワークイネイブラー株式会社
注意点
PPPoE との併用ができない場合がある
私が使っている GMOとくとくBB では v6プラスに切り替えると PPPoE 接続が止められるようで、それで利用していた固定 IP サービスは使えなくなりました。
ISP によっては併用が出来る場合・できない場合があるみたいなのでちゃんと確認しておきましょう。 私は開通申し込み後にこれに気が付いて、後戻りが出来ませんでした。。。
VPN が使えない場合がある
VPN 接続の方式によっては、必要なポートが利用できずに接続が出来なくなる場合があるみたいです。