最近、移動中とかにiPhoneで技術系ポッドキャストをよく聴いています。
自宅PCで作業するときも作業用BGMとして流したいと思ったら、
- どこまで再生したかを覚えておき、自宅PCで同じものを開きなおす(どこまで聴いたか管理が面倒)
- 作業机のスピーカーやヘッドホンをiPhoneにつなぐ
- iPhoneを自宅PC(Windows10)につなぐ
この3つの手段が考えられます。
1, 2 はまあ、そりゃそうですが、スマートじゃないですよね。 3を実現するにはどうすればよいでしょうか。
ライン入力をスピーカーで出す
オスオスケーブルが必要になりますが、PCのライン入力にイヤホンジャック(もしくはライトニング→イヤホンジャック変換アダプタ)の出力をつなぎます。
Windowsのサウンド設定から、ライン入力をスピーカーにつなぐことができます。
Bluetoothで接続する
Bluetoothが内蔵であれば、そのままペアリングするだけです(ただし、後述の落とし穴あり)。 内蔵でなくても、USB接続のアダプタなどで増設できます。
Bluetooth経由で音声をストリーミングするときにはA2DPというプロファイルが使用されます。 このプロファイルはストリーミング配信する側(SRC)と、受ける側(SNK)で別の機能が必要になります。
一般にPCやスマートフォンでは、SRCの機能があれば十分であり、SNKの機能は省かれることがあるようです。 (Bluetoothスピーカーなどはその逆でSNK機能が必要です。)
残念ながら、現状Windowsの標準ドライバではSNKの機能が入っていないようです。
別のドライバを使うという方法もあるようですが、いろいろ問題がありそうです。
SNK機能を含んだドライバが付属の製品もあるようですね。 この製品に関しては、レビュー見た感じだと評判はいまいちですが...

エレコム Bluetooth USBアダプタ 超小型 Ver4.0 EDR/LE対応(省電力) Class2 Windows10対応 LBT-UAN05C2
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/03/17
- メディア: Personal Computers
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Windows用のAirPlayクライアントソフトを使用する
AirPlayはApple製のデバイスやiTunesからAppleTV等の対応機器へストリーミングするための機能です。
これをWindows上で動かすエミュレータがあります。
ぱっと調べた感じ、以下の三つがメジャーなようです。 怪しさ満点ですが、5kplayerは無料です。
as.lonelyscreen.com www.airserver.com www.5kplayer.com
そのほか、LinuxやFreeBSDなどが実行環境として必要ですが、shairport-syncというものもあります。
VirtualBoxやDockerで動かせばWindowsでもいい感じに使えるかもしれません。 (WSLからも音声出力っていけるんでしたっけ?)
macOSなら楽勝なのに...
macOSならQuickTimePlayerで録音のソースをiPhoneにできるんですよね。 録音しなくても、この画面開いている間はmac側から音が出ます。
Windows版にも取り入れてくれ...
まとめ
考えられる手段を列挙してみましたが、私が選んだのは「ライン入力をスピーカーで出す」ですね(オスオスケーブル注文しました)。 安直ですが確実そうなので...
そのうち「Dockerでshairport-syncを動かす」をやってみるかもしれません。
ほかにもっといいやり方があれば教えてください...