記憶力が無い

プログラミングと室内園芸と何か

iPhoneの音声をWindowsから出したい

最近、移動中とかにiPhoneで技術系ポッドキャストをよく聴いています。

自宅PCで作業するときも作業用BGMとして流したいと思ったら、

  1. どこまで再生したかを覚えておき、自宅PCで同じものを開きなおす(どこまで聴いたか管理が面倒)
  2. 作業机のスピーカーやヘッドホンをiPhoneにつなぐ
  3. iPhoneを自宅PC(Windows10)につなぐ

この3つの手段が考えられます。

1, 2 はまあ、そりゃそうですが、スマートじゃないですよね。 3を実現するにはどうすればよいでしょうか。

ライン入力をスピーカーで出す

オスオスケーブルが必要になりますが、PCのライン入力にイヤホンジャック(もしくはライトニング→イヤホンジャック変換アダプタ)の出力をつなぎます。 Windowsのサウンド設定から、ライン入力をスピーカーにつなぐことができます。 f:id:ttk1:20190120234417p:plain

Bluetoothで接続する

Bluetoothが内蔵であれば、そのままペアリングするだけです(ただし、後述の落とし穴あり)。 内蔵でなくても、USB接続のアダプタなどで増設できます。

Bluetooth経由で音声をストリーミングするときにはA2DPというプロファイルが使用されます。 このプロファイルはストリーミング配信する側(SRC)と、受ける側(SNK)で別の機能が必要になります。

一般にPCやスマートフォンでは、SRCの機能があれば十分であり、SNKの機能は省かれることがあるようです。 (Bluetoothスピーカーなどはその逆でSNK機能が必要です。)

残念ながら、現状Windowsの標準ドライバではSNKの機能が入っていないようです。

www.intel.co.jp

別のドライバを使うという方法もあるようですが、いろいろ問題がありそうです。

edennokouba.blog.fc2.com

SNK機能を含んだドライバが付属の製品もあるようですね。 この製品に関しては、レビュー見た感じだと評判はいまいちですが...

Windows用のAirPlayクライアントソフトを使用する

AirPlayはApple製のデバイスやiTunesからAppleTV等の対応機器へストリーミングするための機能です。

support.apple.com

これをWindows上で動かすエミュレータがあります。

ぱっと調べた感じ、以下の三つがメジャーなようです。 怪しさ満点ですが、5kplayerは無料です。

as.lonelyscreen.com www.airserver.com www.5kplayer.com

そのほか、LinuxやFreeBSDなどが実行環境として必要ですが、shairport-syncというものもあります。

github.com

VirtualBoxやDockerで動かせばWindowsでもいい感じに使えるかもしれません。 (WSLからも音声出力っていけるんでしたっけ?)

macOSなら楽勝なのに...

macOSならQuickTimePlayerで録音のソースをiPhoneにできるんですよね。 録音しなくても、この画面開いている間はmac側から音が出ます。

Windows版にも取り入れてくれ...

f:id:ttk1:20190120231732p:plain

まとめ

考えられる手段を列挙してみましたが、私が選んだのは「ライン入力をスピーカーで出す」ですね(オスオスケーブル注文しました)。 安直ですが確実そうなので...

そのうち「Dockerでshairport-syncを動かす」をやってみるかもしれません。

ほかにもっといいやり方があれば教えてください...

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